<質問*>未婚の娘の自慰行する質問です。娘が自慰行をしている場面を、妻が見つけて注意をしました。しかし、娘は自慰行は、い行ではなく、健康にも良い行であると弁明して、反省してはいません。父母として、祝福結婚前の娘の自慰行して、どのようにアドバイスをするのが望ましいのでしょうか?自慰行の是非については、未婚の若い男性と女性とでは、判基準に差異があるのでしょうか?

<答え>最近は、日本でも未婚時代に自慰行為を体験している女性が増えているようです。既に紹介したように、日本人女性の自慰行為経験者の比率は、1970年代には、「女性の場合、自慰のおおよその率は、男性のそれに比べて十分の一の割である」と言われていました。

最近の日本社会は、急激に性の開放が進展しているので、大部分の若い女性が自慰行為を実践しているような印象を与えて、女性の自慰行為を煽動するような低俗新聞や淫乱雑誌による報道が頻繁になされています。しかし、日本性教育協会が2000年に行った日本人青少年の性行動調査によれば、自慰行為経験率は、大学生男子で94.2%、大学生女子で40.1%と発表されています。

同様に、米国人女性の性生活に関して、シカゴ大学の研究者たちが1991年に実施した信頼度の非常に高い調査結果では、18-24才の若い米国人女性の64.4%は、過去1年間の間に、自慰行為を体験したことは全くないと答えています。 そのように、性の解放が進んだ現在でも、日本においても米国においても、若い女性の中で日常生活で自慰行為を経験している人は、男性とは対照的に、多数派ではなく、過半数にずっと及ばない少数派です。

男性は、思春期になり性行為や自慰行為による射精を体験しないと、精液が自然に蓄積されて、夢精による射精を、自分の意志に関係なく経験するようになると報告されています。男性は、射精、即、絶頂感です。ですから、思春期になれば、男性は性行為の有無に関係なく、性的絶頂感を自然に体験するように創造されています。性的絶頂感を一度でも体験すると、その強い快感の記憶が永遠に残ります。それゆえ、未婚男性は自慰行為を完全に抑制することが非常に困難であると言えます。

事実、若い男性の自慰行為経験者の比率は、95%前後と報道されていますが、結婚生活をしている男性や日常生活で恋人や風俗業の女性などとの性行為を通して射精行為を体験している男性を除外すれば、ほぼ100%の健康な若い未婚男性が自慰行為を体験していると報告されています。

一方、若い女性の自慰行為の場合は、「男性と違って、内的衝動のつきあげがないため、男性のように他から教えられなくとも自然に知る、ということはなく、外部からの具体的刺激[愛撫や性行為]が、その動機となる場合が多い」とされています。

そのように、女性でも外部からの愛撫や性行為の刺激を通して、一度絶頂感を感じてしまうと、男性と同様に性的欲求が非常に強くなるとされています。脳の内部にコカインなどの麻薬を服用したときと類似した強烈な快感を引き起こす化学成分が、絶頂感に一度でも到達すると分泌されるからです。男性でも女性でも、一度性的な絶頂感に到達すると、一種の「性快感中毒」になるように創造されていると言っても間違いではありません。

娘さんが「自慰行為は、悪い行為ではなく、健康にも良い行為であると主張して、反省してはいません」ということですが、そのように主張して、積極的に自慰行為を奨励している性医学者・性教育学者たちも、この世には数多く存在しています。ほぼ多数派になっていると言っても良いと思います。日本でもアメリカでも性教育学者たちの中には、いろいろな学派が存在しています。ですから、女性の幸福のためには、結婚生活の最初から女性が性生活の喜びを満喫することができるように、結婚前に自慰行為を通して自分の性感度を充分に開発して、性的絶頂感を結婚前に既に体験しておくことが、より望ましいと主張する学派もあります。

1980年代までは、結婚後の性生活における女性の幸福のためには、結婚予定者との性行為や同棲生活を経験して、性行為のテクニックを学び、性的相性(宮合)が良いことを確認してから結婚すれば、離婚も少なくなり、女性も幸福になることができるというリベラル派の見解が支持を増やしていました。自動車を買うときには、一度試運転をして、乗り心地を確認してから購入すれば、後で不満を抱くことが少なくなるように、結婚生活も、一度試験的に夫婦生活をしてから結婚すれば、失望や失敗が少ないという、もっともらしい意見です。一見、合理的で正しいように見えます。

しかし、1990年代以後から現在までのいろいろな科学的調査の結果、そのように結婚前に結婚相手との性行為や同棲生活を経験した女性は、一度も性体験を持たないで完全な処女で結婚した女性と比較すると、離婚率も高く、性生活における満足度、即ち、女性が絶頂感に到達する頻度も低いという、意外な結果が明確に出ています。 ですから、結婚後の女性の性的満足のためには、自慰行為や性体験・同棲生活を通して、結婚前に性のテクニックを学び、性感度を開発しておくことがより望ましいというリベラル学派の見解は、現在ではいろいろな客観的な科学的な調査によって、間違いであると検証されているということです。

女性は、自慰行為を含めて性体験を通して、性的絶頂感に到達した経験が結婚以前に全く無ければ、自分を絶頂感に生まれて初めて到達させてくれた夫と、その瞬間の記憶が、非常に強く永遠に残るようになります。ですから、女性は、性的絶頂感を、結婚生活の一番初期に体験できなくても、結婚した後で、愛する夫を通して生まれて初めて体験するようになれば、夫に対する感謝の心情がとても深まり、夫婦の精神的、心情的な一体化に強く貢献することができると言うことができます。

女性が夫を通して絶頂感の爆発的なフィーリングを、初めて体験する時の影響について、真のお父様は、次のように語られています。

 きのうも話したことですが、妻と共に雷が鳴るのは、自然のキスと結婚式だというのです。それと同じことです。そういう風に一つになる夫婦係の愛の美しさは、一身の細胞がすべて目めて拍子を合わせていくようなものです。みんな、そういうふうになっているのです。五感が一つになるのです。それは尊いものです。もし、それ(夫婦の性生活)が合わなかった場合には離婚問題とか、一生不満が残るのです。それがぴったり合うようになれば、奥さんと離れることはできません。顔がきれいということは後の間題です。

 フィリングがいいということは、良心を見ることができないように愛も見ることができないのですが、すべてがフィリングで分かるのです。フィリングが最も重要です。100セントのフィリングが爆して1000セントになった場合には、女として生まれたことの光と値を抱くようになります。ですから、そういうこと[性的絶頂感]を体することによって、男の尊さが分かるのです。(1993年12月21日)

女性が結婚前に頻繁な自慰行為を通して絶頂感に到達することが習慣になっていると、結婚後に夫婦関係を通して性的絶頂感に到達しても、特別な新しい感動を感じることができないことになってしまいます。神様に対する感謝も、夫に対する感謝も、特別に沸き上がって来ないことになります。

特に、結婚後の夫婦生活で絶頂感を感じることができなかった場合には、結婚前のように一人で自慰行為をする方が、ずっと気持が良いし、素晴らしいという結果になってしまいます。そして、結婚後も女性が、夫を無視して自慰行為を繰り返すことになり、夫婦の間に、亀裂が生じることになります。ですから、女性の自慰行為は、男性の自慰行為よりも、一層望ましくない行為であると言えます。

祝福結婚前の女性がさらに注意しなければいけないことは、強烈な刺激と絶頂感を生み出す人工的な電動式バイブレーターを使って自慰行為をするようになると、女性は簡単に絶頂感に到達できますが、一種の「強烈な性的刺激に対する中毒症」になってしまいます。その結果、未来の夫の性器による自然な刺激だけでは、女性が絶頂感に到達することが、困難になる場合が多いとされています。ですから、レスビアンが愛用するような、人工的に強烈な性的刺激を生み出す電動式の性器具(男性性器の代用器具)の使用は、結婚前においても結婚後においても、絶対に控えるべきです。

夫婦の一体化と真の愛の家庭的四位基台の完成に障害となるような行為は、どのような行為であっても、悪い行為であると判断しなければなりません。未来の幸福な夫婦生活・家庭生活にプラスになるか否かが、私たちの生活における善悪判断の重要な基準になります。換言すれば、神様の創造目的の中心的内容である「真の愛の家庭的四位基台の完成」に貢献するか否かが、私たち祝福家庭の重要な善悪判断基準になります。

ですから、女性が、いかに早く、結婚後の性生活で絶頂感を感じることができるかが、問題ではありません。夫婦が結婚後に、いかに早く、そしていかに深く、完全に一心一体になるかが問題です。夫は、結婚後に新妻から「あなたを通して、生まれて初めて、性的絶頂感を知ることができました」と言われたならば、とても嬉しいものです。そして、そのように言われた夫は、容易に妻を心から愛することができます。そのように、夫を通して、妻が初めて性の喜びに目覚めることは、高い次元における夫婦の一心一体化に貢献することができます。

女性の自慰行為は、男性の自慰行為と違い、統計的に見ても、生理学的観点から見ても、不可避的な行為ではありません。分別された清い生活をしていれば、必ず避けることができる行為です。しかし、自慰行為は、コカインなどの麻薬と同じように、一度脳神経が絶頂感を体験すれば、止めることができない中毒になってしまいます。

ですから、未婚女性は絶対に自慰行為の誘惑に陥らないように、決意して自制する必要があります。女性が自制するためには、不純異性・同性交遊(愛撫や性交)などのスキンシップを通して、性的に興奮して、性的絶頂感に到達するような体験を、絶対に避けることが必要です。

また、先に紹介したように、結婚前に人工的な電動式のバイブレーターを使用して自慰行為することが習慣になってしまうと、結婚後の夫婦生活において、夫の性器では十分に興奮できず満足できなくなる危険性があると、警告されています。ですから、自慰行為を覚えてしまった娘さんには、その理由を説明して、今から自慰行為を完全に止めることは、生理学的に困難なようですから、自慰行為の頻度をできるだけ減らすことと、絶対に電動式のバイブレーターを使用しないように、厳しく注意してあげることが必要です。

そして、頻繁な自慰行為が習慣化する前に、早く祝福結婚を通して、神様の愛と喜びに満ちた夫婦生活ができるように、祝福結婚の準備を真剣にするようにアドバイスしてあげるのが良いと思います。




coded by nessus