<質問>更年期の性生活にする質問です。50代になり更年期を迎えて、愛液の分泌が不足して、夫婦の性行の時に、時痛みを感ずるようになりました。その結果、私が痛がるので夫婦生活は月に1回程度になってしまいました。何か良い解決策がないでしょうか?

<答え>結論から最初に言えば、湿潤ゼリーを使用することが、最善の解決策です。世界中の婦人科医と性生活カウンセリングの専門家たちが、異口同音に勧めています。副作用も全く報告されていません。ですから、私も自信を持って、お勧めします。

しかし、湿潤ゼリーを使用するだけでなく、もう一つ大切なことは、更年期前の若いときよりも、夫にゆっくりと長い時間、充分すぎるくらい充分にキスや愛撫をしてもらい予備運動・前戯の時間を充分に持つようにしてもらうことです。奈良昌治先生は、更年期の性行為に関して次のように述べています。

若い時には性的な刺激を受けると30秒以内に膣壁全体が濡れてきますが、閉経後は10分から30分かかるというデータも発表されています。したがって男性は、女性のほうにその気がないのだなと短絡的に考えずに、この年齢になると女性は濡れるまで時間がかかるのだと、更年期の女性の性反応の特徴を理解してあげるようにしましょう。

しかし、更年期になると、どれほど長い時間、愛撫をしても、愛液は、やはり若い時のように溢れ出ることはありません。ですから、更年期の夫婦には、湿潤ゼリーの使用が強く勧められています。前にも述べたように、湿潤ゼリーには、米国製の「K・Yゼリー」「アストログライド」、英国製の「クリニジェル(Clinijel)」、日本製の「リューブゼリー・エクセランス」など、いろいろとあります。避妊のための精子殺虫薬が入っていないことを確認することが大切です。油性よりも、水洗いで簡単に洗い流せる水溶性のゼリーを選ぶ方が便利とされています。参考のために紹介しますと、上記の製品は全て、水溶性で精子殺虫薬は入っていません。

湿潤ゼリーの値段は、練り歯磨きと同じ程度で比較的に安価です。いろいろな添加薬としての媚薬が入っている値段の高い製品もありますが、上記のような比較的に安い製品で十分な効果があります。ですから、敢えて高級品を買う必要はありません。湿潤ゼリーは、米国では、食品を売っているスーパーで簡単に購入することができます。日本や韓国では、薬局に行けば処方箋を必要としないで簡単に購入することができます。

米国の調査会社ゾグビー・インターナショナル(Zogby Internatinal)が、45才以上の米国人、男女合計3,000名を対象として、2005年に実施した調査によると、45才以上の女性の中で、34%の女性が、愛液の分泌が悪くなった結果として、性的満足度が低下したことを報告しています。そして、45才以上の米国女性の中で、77%の女性が、愛液の分泌不足を補うために、人工的な湿潤ゼリーを使用していると報告しています。また、80%の女性が、そのような湿潤ゼリーが、助けになり役に立っていると答えています。

米国では、更年期以後の結婚して性生活をしている女性の湿潤ゼリーの使用率は、上記の調査結果の45才以上の女性の使用率77%よりも、かなり高いと推測することができます。上の調査の45才以上の女性対象者の中には、結婚していない女性や、未亡人になった女性など性生活をしていない女性も少なくないからです。また、50代になってから、生理がなくなり、更年期を迎える女性もいるからです。事実、別の統計では、西洋先進国の20-50才の間の夫婦の92%が膣湿潤ゼリーを使用することによって、性生活の質を高めていると報告されています。

日米男女の一年間の平均性交回数、即ち、日本、45回、米国、124回を比較しても、更年期以後の日本人女性の湿潤ゼリーの使用頻度は、米国より相当に低いようです。 換言すれば、日本人女性は、更年期になっても、湿潤ゼリーを使用する女性の比率が低いので、愛液不足による性交痛が原因でセックスレスになってしまう夫婦が多いとも言えるようです。

日本母性保護産婦人科医会と日本ゲートボール連合の協力を得て行われた日本における全国規模での調査によりますと、性交に際して「まったく濡れない」と回答した女性は50代の前半では、6.3%ですが、50代後半では13.7%と倍増すると報告されています。

そのように更年期になり女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減ると、性的に興奮しても膣内の愛液の分泌が少なくなります。全く濡れない状態で、湿潤ゼリーも使用しないで、性交を嫌々すれば、「痛くて苦痛を感じるだけ」になります。そして、夫婦関係を拒絶することが自然に多くなります。愛液不足の結果、日本ではセックスレスになってしまった更年期夫婦も少なくないようです。

祝福夫婦は、精子を殺す殺虫薬が入っている避妊ゼリーの使用は、避けることになっています。しかし、祝福夫婦は、湿潤ゼリーの使用を避けないといけないという理由は、全くありません。ですから、湿潤ゼリーを使ってでも、夫婦は継続して美しく愛し合うことが望ましいと言えます。湿潤ゼリーは、科学が発達した現代後天時代における時代的恵沢です。

愛液不足に対する、別の解決策には、女性ホルモンの入った薬あるいは軟膏を、膣粘膜に直接に塗布するという方法があります。直接に付ける女性ホルモン薬や軟膏に含まれているホルモンの量は、ホルモン補充療法に比較すれば、はるかに微量ですので、副作用も、万一あるとしても、はるかに少ないと推測されています。女性ホルモンを直接に局部に適用することは、愛液不足を解決するために、助けになるだけでなく、更年期女性の現象である膣壁の粘膜が薄くなることを防止する効果もあるとされています。

しかし、湿潤ゼリーのような速効性はありません。愛し合う時に、付けたり塗ったりする薬ではなく、普段から定期的に継続して使用する薬です。継続して使用すれば、一定期間の後に、愛し合う時の愛液の分泌が以前よりも増加するという効果を見ることができるとされています。一般用の女性ホルモン入りの軟膏は、処方箋がなくても、薬局で自由に購入できます。しかし、より強力な直接に付ける女性ホルモン薬の中には、医者の処方箋が必要なものもあります。

愛液不足に対する、その他の解決策には、「ホルモン補充療法」(HRT: Hormone Replacement Therapy) があります。ホルモン補充療法は、「ホルモン代替療法」とも呼ばれています。更年期を迎えても、湿潤ゼリーを使用しないで、夫婦の性生活をすることのできる米国の女性たちの中には、ホルモン補充療法の恩恵を受けている女性が多いと言われていました。欧米では更年期の女性の多くが、ホルモン補充療法を2000年代の初めまで利用していました。

ここでは、愛液不足の解決策として、欧米の多くの更年期の婦人たちが、過去において使用してきたという意味で、ホルモン補充療法に言及しました。現在の時点で、単なる愛液不足の解決策として、多くの現代医学者たちも、私も、ホルモン補充療法を推奨しているわけではありません。

また、更年期になって愛液の分泌量が急激に減少することを防止し、膣の粘膜が薄くなることを防止するためには、夫婦が比較的に頻繁に毎週2回程度、できるだけ継続して愛し合うことが良いと言われています。更年期女性の生殖器の粘膜は、使用し過ぎることによって磨り減ってしまうということは全くありません。全くその逆です。持続して定期的に使用しないで、長い期間使用しないまま放置されていると、女性の性器の粘膜は、早く退化して、愛液が一層出なくなり、膣粘膜も早く薄くなってしまうと報告されています。

更年期になって生理がなくなれば、妊娠の可能性もなくなります。そして、高齢出産の心配からも解放されます。それは、夫婦の愛の行為における子女出産目的が、無くなったことを意味します。ですから、更年期の夫婦は自由な体位で、より高い次元における夫婦一体化と神様との一体化を目指して、より楽しく、より芸術的に愛し合うことが望ましいと言えます。

真のお父様は、女性が更年期になったならば、毎週いろいろな動物の体位で自由に楽しく芸術的に愛し合いなさいと、1996年7月1日に語ってくださいました。更年期になっても、1週間に二回程度、夫婦が仲良く愛し合えば、体内の免疫力を高め、心臓の健康を維持することに貢献し、より長生きをすることができると報告されています。

更年期になり愛液不足が原因で、性行為に苦痛を感じるようになり、セックスレスになる夫婦の例は、特に日本では数多く報告されています。更年期の女性の性器は、使用しないでいると、ますます機能的に退化すると報告されています。上に説明したように、愛液不足を解決する道は、時代的な恩恵で、広く開かれています。特に湿潤ゼリーを使用すれば、副作用も全くなく、簡単に解決できます。

ですから、そのような後天時代の時代的恩恵を感謝して受けて、いつまでも神様の創造の御業の妙味に感動と感謝を捧げながら、神様を中心とした夫婦の完全な一心一体一念一和化のために、美しく愛し合うように努力するのが望ましいと言えます。




coded by nessus