<質問*>運動と記憶力との係にする質問です。60才近くになり、物忘れが頻繁に起こるようになりました。運動を熱心にすれば、記憶力の退化を防ぐことができると聞きました。運動を熱心にすれば、本に記憶力は向上するのでしょうか?

<答え>心臓と血液の循環機能を強化する速歩のような「有酸素運動」を継続して熱心に実践すれば、60代になっても脳細胞が活性化されて、脳も大きくなり、記憶力も向上すると検証されています。韓国で最近、出版された『健康常識事典』には、次のような実験の結果が報告されています。

 米イリノイ大のアー・クラマArthur Kramer) 博士が、65才から75才の間の老人たちを象にして調査した結果は、速(パワウォキング)のような有酸素運動の果を立証しています。クラマ博士は、平常時に運動をしていなかった老人たち124名を、二つのグルプに分けて、一日に約40分づつ、一週間に三日間、運動をさせました。一つのグルプには、ストレッチングと重量げなどの「無酸素運動」(筋肉運動)をさせ、もう一つのグルプには、「有酸素運動」である速(パワウォキング)をさせました。

 6ヶ月間、運動をした後で、調査をしたところ、重量げなどの「無酸素運動」(筋肉運動)をした老人たちは、記憶力が別に向上しませんでした。一方、「有酸素運動」である速(パワウォキング)を実践した老人たちの頭には、化が現れました。をとると一番最初に小さくなり始める前頭葉が、再び、少しづつ大きくなり始めたのです。実験の結果、記憶力が25%も向上したことが判明しました。

 

この運動実験の結果からも分かるように、どのような運動でも、運動さえ熱心にすれば、記憶力が良くなるというわけではありません。脳細胞の活性化と記憶力の向上に効果があるのは、心臓と血液の循環機能を強化する速歩のような「有酸素運動」だけです。ですから、特に壮年・老年の方々には、健忘症や痴呆症を予防し、記憶力を向上させるためにも、速歩(パワーウォーキング)のような「有酸素運動」を実践することを、心からお勧めしたいと思います。

また別の報告では、規則正しい運動の効果として、記憶力を減退させる痴呆症とアルツァイマ-病の発病の危険性を50%、即ち、半分に減少させることができたと報道されています。




coded by nessus