<質問>自分で出産をしないで、養子をもらった母親も、乳には自分の母乳を授乳することも不可能ではないと聞いたのですが、本にそのようなことが際に可能なのでしょうか?

<答え>米国の小児科医学会の授乳に対する2005年1月のアドバイスでは、母乳を授乳することを非常に強く奨励しています。それゆえ、自分で出産をしないで、養子をもらった母親に対しても、ホルモン療法によって、母乳を分泌するようになり、母乳を授乳することも不可能ではないので、産婦人科の医師に相談してみるようにと勧めています。日本では、それほどの努力をしてまでも母乳を授乳することの重要性を強調する医師は、まだ非常に少ないようです。しかし関心がある女性は、医師に相談して見てください。

米国では、母乳の重要性が強調されるようになったので、地域によっては、母乳バンク(銀行)が設立され利用されていると報告されています。母乳が溢れるほど良く出る母親たちから母乳を採取して、母乳が出ない母親に利用してもらう仕組みになっています。

以前に私は、拙書『統一倫理学講座・第2巻』の中で、養子をもらったり、代理母に自分の子女を出産してもらったりして、自分で出産しなかった場合には、「母乳を授乳することができない」と書きました。しかし、現代医学の発達の結果、赤ちゃんを出産しなかった女性も、ホルモン療法によって、自分の母乳を授乳することができると発表されています。そして、米国の小児科学会は、そのようにしてまで、できるならば母乳を授乳することを勧めると発表しています。現代医学の発達に対して、自分が無知であったことを告白して、訂正させていただきます。

この質問を紹介したのは、正直に言いますと、養子をもらった母親がそのようなホルモン療法で母乳を授乳することを、私が推奨するからではありません。率直に意見を述べますと、養子をもらった母親がそのようなホルモン療法で母乳を授乳することは、経費と時間が相当にかかるようですから、それほどの努力をしてまで母乳を授乳する必要はないと思います。しかし、米国の小児科学会は、そのようにしてまで、できるならば母乳を授乳することを一つの選択として勧めると発表しているのですから、母乳の出る可能性のある実母は、赤ちゃんには母乳を授乳するように最大限の努力をすることが大切であることを強調するために、この質問を選択しました。




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