<質問>妊娠末期の性生活にする質問です。妊娠末期における出産を促進するための性行の是非について、明して下さい。

<答え>マレーシア大学の学者たちの最近の研究調査によりますと、妊娠末期に性行為を平均で妊娠36週以後に4回実践した女性たちは、性行為を全く持たなかった女性たちに比べて、予定日前後に自然分娩で出産する確率がより高くなり、妊娠41週以後に出産促進剤を使用して強制的に出産する確率は、より低くなったという結果を発表しています。

マレーシア大学の研究責任者、ペン・タン(Peng Tan)博士によれば、この研究調査は、性行為に伴う行動、即ち、乳首への刺激、絶頂感を感じること、挿入、精液を膣内に受け取ることなどが、子宮の動きを刺激するという多くの女性の体験的供述に基づいて、実施されました。

出産予定日が来ても、胎児が下の方に降りて来ない場合には、医師が一般的に勧めるアドバイスは、よく歩くことです。しかし、予定日を過ぎても、あるいは予定日近くになっても、出産の兆候が全くない場合には、即座に陣痛が来ても、早産にはならないので、挿入を含む夫婦の性行為を、積極的に勧める医者もいるようです。自分の胎児の状態を一番良く理解しているのは自分の担当医ですから、担当医のアドバイスに従うことが一番大切です。

しかし、予定日近くになっても出産の兆候が全くない場合には、よく歩くことや挿入を含む性行為以外にも、出産を促進する方法はあります。それは、乳首を刺激することです。前に紹介したように、乳首に刺激を与えると、脳下垂体後葉ホルモンであるオキシトシンの分泌を促進することになります。そして、オキシトシンの分泌は、子宮収縮を誘発、促進します。

ですから、妊娠中期までは早産を防ぐためには、夫が妊婦の乳首に対して、乳児のように吸ったりするような、過度の刺激を与えことは避けなければなりません。しかし、妊娠末期に出産を促進するためには、乳首を刺激するだけでも効果があるという研究結果が発表されています。

1989年の研究調査によると、妊娠末期の妊婦に、自分の乳首を一日に45分間づつ三回刺激することを、三日間続けるように指導したところ、出産を促進する効果があったと報告されています。 この研究調査では、夫に乳首を吸ってもらうようにという指導はしなかったようです。しかし、予定日を過ぎても出産の気配が全くない時には、出産促進剤を使って強制的に出産することや、胎児が大きくなり過ぎて帝王切開で出産することを避けるために、夫に乳首をよく吸ってもらえば、確実に出産を促進する効果があるようです。




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