<質問>性行における妻の行する質問です。夫婦が愛し合っている時に、女性が自分の性器を自分で愛撫することは許されているのでしょうか? 夫が愛撫すると激し過ぎて痛いのです。もっと優しく愛撫して欲しいと、夫に何度もえたのですが、興奮すると、いつも激しく愛撫するようになります。自分で愛撫すれば、快感を最高に感じるためには、どこをどのように愛撫すれば良いか分かっているので、一番果的に愛撫することができ、絶頂感にも容易に到達することができます。

<答え>予備運動の始めに、簡単に自分の性器を自分で刺激することは、多くの夫婦が実践していることのようです。男性においては勃起を、女性においては愛液の分泌を促進し、夫婦の結合に貢献するので、夫婦が愛し合う準備として、そのような行為をすることは、悪い行為ではないと言っても良いと思います。

しかし、相手に喜びを与えるための準備として、自分の性器を愛撫するのですから、悪いことではないとしても、神様が最高に喜ばれる美しい愛し合い方ではありません。男性の性器にしても、女性の性器にしても、自分自身ではなく相手が、即ち、男性の性器は妻が、女性の性器は夫が、最初から優しく愛撫してあげることが、神様が一番喜ばれる美しい愛し合い方であると言えます。

夫の挿入後、夫婦が結合して愛し合っている時に、女性が自分だけで自分の性器を刺激する行為をすることは、罪ではないとしても、やはり望ましいことではないと思います。神様が願われている夫婦の愛の行為は、愛と思いやりの心で、お互いに最高の喜びの刺激を与え合って、最高に美しく愛し合う行為です。男性の挿入後、女性が自分の手で自分自身の性器を愛撫しなければ、興奮度が高まらず、絶頂感に到達できないというのは、やはり、体位を含めて夫婦の愛し合い方に少し問題があると思います。

夫婦の性行為において、女性が自分の手で自分の性器を愛撫しなくても、女性の性的興奮度を高めて、絶頂感に到達し易くなる方法を考えてみましょう。

解決策の一番目は、夫に優しく上手に直接に愛撫してもらうことです。恥ずかしがらずに、正確にどの部分をどのように愛撫して欲しいのかを伝えるべきです。夫に激しく愛撫されて痛みを感ずるのであれば、率直に正確にそのように説明してあげないといけません。

男性たちの中には、真のお父様が勧めて下さっている「激しく激烈に愛する」ことは、「激しく激烈に愛撫する」ことから始まると誤解している人がいるようです。女性に痛みを感じさせるような激しい愛撫は、真のお父様が勧めて下さっている「激しく激烈に愛し合う」こととは全く違います。

言葉を交わしながら愛し合えるのが、万物の霊長としての人間の特権です。ですから、どこをどのように愛撫して欲しいかを、夫に対して繰り返して率直に表現すれば、女性の肉体の反応に無知な経験不足の夫も、次第に分かってくると思います。愛撫される前と、愛撫された後に伝えるだけではなく、愛撫されている最中に、気持がとても良いなら良いと、痛いなら痛いと、その場で即座に率直に伝えることも大切です。

ついでに男性へのアドバイスを追加しておきます。男性の間違った愛撫の仕方として、女性から頻繁に指摘されているのは、女性のクリトリスに対する愛撫です。クリトリスは非常に敏感な性感帯で、男性の敏感な亀頭部分に良く比較されますが、男性の亀頭の3倍以上の神経が密集していて、男性よりもはるかに敏感であることが検証されています。

ですから、クリトリスは強く激しく直接に刺激されると快感ではなく、逆に痛みを感じる女性が多いと報告されていることを、夫は充分に知っておくことが大切です。特にクリトリスの包皮を剥いで、粘膜を剥き出しにして愛撫する場合には、夫が非常にソフトに優しく愛撫してあげないで、強く激しく直接に愛撫すると、女性には刺激が強すぎて、痛みとしてしか感じられない場合が多いようです。

一般的に女性が望むクリトリスへの愛撫は、手指による愛撫であっても、唇や舌による愛撫であっても、ゆっくりと優しく長い時間、一定のリズムで、じっくりと愛撫されることであるとされています。大母様が、夫は妻に腕枕をしてあげて、「妻にれながら、その愛が熟すように、漬けむように(じっくりと)愛するのですと、「夫8日修練会」で語れている御言は、私の解釈では、妻の性器、特にクリトリへの愛撫に関して語られている内容です。

「夫婦の性生活に不器用な男性(即ち、妻に絶頂感をえてあげることができない男性)は、何をやっても不器用である」という真のお父様の御言を間接的に聞いたことがあります。そのような男性は、相手の感情や願いを理解する能力、いわゆる、EQ(情緒指数)が不足していると言うことができます。

一方的に自分だけが絶頂感を感じて、自己満足している男性は、真の愛と思いやりが不足しているとも言えます。相手に対して関心を持ち、一緒に原因を究明し、工夫して解決する能力が不足しているとも言えます。そのようなEQが不足している男性は、チームワークが上手にできない場合が多いとされています。相手に最高の喜びを与えてあげることによって、自分も喜びを感じようとする「心情」の世界が、充分に開発されていないと言うこともできます。

夫婦の愛の行為における「予備運動」は、言ってみれば、女性に奉仕する時間、女性が喜びを感じるようにしてあげる時間です。しかし、男性が「予備運動」を通して、女性に充分に奉仕してあげれば、その恵沢を受けることができるのは、男性自身です。予備運動を充分にしてあげれば、潤滑油の働きをする愛液が充分に分泌されるだけでなく、女性は自然に本能的・積極的に腰や体が呼応して動くようになり、男性は一層大きな快感を感じることができるようになります。ですから、真のお父様も、私たちに対して「予備運動」の重要性を「重大な話です」と語られて、強調されておられます。

質問の回答に戻りましょう。愛の行為において、どのようにすれば女性が自分の性器を自分で愛撫する必要が無くなるかに関する解決策の二番目は、性行為の最中に、自分が好む性感帯に対する刺激を、自分自身の手指を動かして加えるのではなく、愛する夫の肉体、特に夫の性器を用いて加えるように、自分で積極的に腰を動かして調節するように行動することです。

男性の挿入後の愛の行為において、女性が絶頂感に到達するためには、クリトリスに対する継続的な直接的・間接的な刺激が必要であるとされています。そして、夫の肉体によるクリトリスへの刺激に適した体位を選択すれば、夫婦が結合して愛し合っている時に、女性自身が腰を擦り付けるように動かす(振るとも言う)ことによって、自分のクリトリスに望み通りの強度の刺激を夫の肉体や性器を用いて与えることができるとされています。ですから、挿入後に容易に絶頂感に到達できる女性は、男性の恥骨(陰茎の根元の上の堅い部分)を用いて、本能的にクリトリスを擦り付けるようにして刺激しているとされています。

ですから、絶頂感を容易に感じることができる女性は、正常位で絶頂感に到達しようとする時には、クリトリスに男性の体重の圧力による刺激が集中するように、そして、クリトリスを擦り付けて刺激を増し加えるように、本能的に積極的に行動するので、女性は自然に腰を浮かすような形になり、全身がブリッジ(太鼓橋)を造るような形になると言われています。

いわゆる「Gスポット」と言われる膣内の入り口から3-4cmの天井部に位置する性感帯に対する刺激も同様です。挿入後に容易に絶頂感に到達できる女性は、自分が膣内で一番快感を感じる部分(通常は「Gスポット」)に刺激が加わるように、本能的に自分の腰を動かして、刺激を受ける部分と刺激の度合いを調節していると報告されています。前に紹介したように、前方に滑らせるようにして木を削り磨く「西洋式の鉋(カンナ)」を使用する時のように、女性が自分のクリトリスで男性の恥骨(陰茎の根元部分)を舐めるように腰を動かせば、クリトリスを刺激するだけでなく、腰を引いた時には、女性のいわゆる「Gスポット」をも刺激することができるとされています。

ですから、夫婦生活カウンセラーを長年してきたラヘイエ牧師夫妻の報告でも、「常に」あるいは「ほとんど常に」絶頂感を感じることができると答えた数多くの女性の中で、愛し合う時に、人形のように「じっと静かにしている」と答えた女性には、一人も出会ったことがないと紹介しています。そして、夫婦の性行為においては、夫の動きに呼応して、女性が積極的に腰を動かすことの重要性を強調しています。

挿入後、夫の性器が「Gスポット」を刺激してくれなくても、女性が自分自身で男性の亀頭部分が自分の「Gスポット」を刺激するように、積極的に腰を調節して動かせば、最高の快感と絶頂感を感じることができるとされています。「Gスポット」は、女性が強い快感を感じることができるだけでなく、男性の亀頭部分に最高の快感を与えることができる部分の一つとされています。

ですから、女性の「Gスポット」で男性の生殖器の亀頭部分に刺激を加えれば、女性だけでなく男性も最高の快感を味わうことができます。夫婦が正常位で愛し合っている時には、女性が前方に滑らせるようにして木を削り磨く「西洋式の鉋(カンナ)」を使う時のように、夫の動きに呼応して、自分のクリトリスで男性の恥骨を舐めるように腰を擦り付けるように情熱的に動かせば、クリトリスと「Gスポット」を同時に刺激することになり、女性は比較的容易に絶頂感に到達することができると報告されています。

しかし、クリトリスは全ての女性に共通する非常に敏感な性感帯ですが、Gスポットの敏感性には個人によって大きな差違があり、Gスポットを刺激しても特別な刺激を感じない女性も少なくないと言われています。ですから、Gスポットへの刺激よりも、クリトリスへの刺激の方が、はるかに重要であることを心得て、積極的にクリトリスを刺激するように愛し合うことが大切です。

女性のそのような積極的な行為は、女性自身の性的快感を高めるだけでなく、夫の性的快感を高め、夫に一層の喜びを与える行為でもあります。夫婦の愛の行為とは、お互いに自分自身の性感帯を用いて、相手の性感帯を刺激して、最高の性的快感と喜びを与え合う行為です。

神様の素晴らしい創造の御業によって、夫婦が愛し合う時には、自分の生殖器が最高の喜びと快感を相手の生殖器に与えてあげる時に、自分自身も最高の喜びと快感を感じることができるように創造されています。また、自分自身の生殖器が最高の喜びと快感を感じる時に、相手の生殖器も最高の喜びと快感を感じることができるように創造されています。

ですから、一番美しい愛し合い方は、神様の創造の素晴らしい御業と愛に心から感謝を捧げながら、夫婦がお互いの生殖器を用いて、最高の喜びと快感を相手に与えてあげ、お互いに最高の喜びと快感を味わいながら、愛し合うことであると言えます。




coded by nessus