<質問>お風呂に日のように頻繁に入ることは、健康に良いのでしょうか? のお父は、「お風呂に頻繁に入ることは、健康に良くない」と語られていると聞きましたが、本でしょうか?

<答え>真のお父様は、「熱いお風呂に日のように頻繁に入ることは、健康に良くない」と語られています。『人の生涯』に紹介されている真のお父様の御言を紹介します。

 だから先生は、日のように、お風呂に入ることに成しません。健康にも良くありません。三日に一回ということを原則とするのです。汗を流してどうしようもなくするのです。日お風呂に入ることが、どんなに水をたくさん消耗するかということです。そうだからいいのか?良くはありません。健康にもいのです。(1984年5月4日)

 私の解釈では、この御言で日のように、お風呂に入ることは、健康に良くない」と語られている内容は、特に男性に該当する内容です。1)精子と男性ホルモンの生産、2)脳溢血(脳卒中)の危険性、3)男性の性機能への影響、以上の三つの側面から解説することにします。

1)精子と男性ホルモンの生産を低下させる。

精子と男性ホルモンは、陰嚢(いんのう)に存在している睾丸によって生産されます。睾丸は、その温度が体温よりも摂氏3-4度低い時に、精子と男性ホルモンを、一番活発に生産することができます。睾丸は体温と同じ温度になれば、精子の生産は完全に中断されてしまいます。ですから、睾丸の入っている袋(陰嚢)は、発汗放熱効果で良く冷えるように、皺がたくさんよって、胴体の外に存在しています。しかし、毎日のように頻繁に熱いお風呂に入ることは、睾丸の温度を上昇させることになりますので、精子と男性ホルモンの生産のためには、障害となります。

ですから、男性は、公衆サウナや家庭でお風呂に入った時でも、頻繁に入るのであれば、できれば、熱い浴槽には長く入らないで、シャワーだけで簡単に済ませる方が、望ましいと言えます。全身浴の代りに、膝から下だけ湯に入る半身浴だけをすることも、精子と男性ホルモンの生産に害を与えないようにするためには、良いことです。浴槽の付いているお風呂には、毎日のように頻繁に入らないこと、熱いお湯ではなく、やや温めのお湯に入ること、必要以上に長い時間、浴槽に入っていないことなどの注意が必要です。

また、お風呂に入ったときは、熱くなった睾丸を冷やすために、お風呂から出る前に、睾丸部分にシャワーなどで、しばらく冷水を浴びせることは、入浴の悪い影響を減らすために、良い効果があるとされています。大きなサウナや公衆浴場で水風呂が設置されている場合には、熱い湯の浴槽や蒸し風呂に入ったならば、しばらくの間、腰(睾丸)まで、必ず水風呂に入れば、入浴の悪影響を減らしたり、完全に無くすことができます。

スイスの内科医師の実験の結果として、男性が3週間、45分づつ41度の浴槽に入浴すると、最小限6ヶ月間、不妊態になるという研究論文が発表されています。 最近、アメリカと日本で実施された研究結果によると、睾丸を3日間、毎日15分づつ、摂氏45度の高温の湯に露出すると、精子の数値が大変に低く低下してしまったということです。そして、そのように、低下してしまった精子の数値を、正常の状態に回復させるためには、50日が必要であったということです。

男性の精子の数値は、陰嚢の温度の影響を強く受けますので、同一人物であっても、一般的に寒い冬には精子の数値が高く、暑い夏には精子の数値が低くなると報告されています。

2)溢血(卒中)の危性を大させる。

熱いお風呂に入ると、入浴中は全身の血管が拡張しますが、入浴直後には、張した全身の血管が縮するので、血が急上昇します。ですから、高血圧の人は、熱いお風呂に入った直後は、瞬間的な高血圧が原因で、脳内の血管が切れて脳内出血を引き起こし、脳溢血(脳卒中)で倒れる危険性が高まります。特に、夏向きに造られた日本の家屋のように、冬には室内がとても寒い場合には、真冬の入浴後には脳溢血の危険性がとても高まります。

また、熱いお風呂に長く入ると、想像する以上に自然に汗をたくさん流しているので、血液中の水分が減少して、血液の濃度と粘度が高くなり、血液の流れが悪くなって、脳硬塞や心筋梗塞を引き起こしやすくなります。ですから、入浴前や入浴直後には、水分の充分な補給が必要です。

私の知人友人の中にも脳溢血で倒れた人が何人かいますが、良く聞いてみると、半数以上は、サウナや熱いお風呂に入った直後に倒れています。ですから、高血圧症の人は、熱いお湯に全身を長い時間浸けることは絶対に避けるべきです。やや温か目のお湯に比較的に短い時間だけ入るように気を付けるべきであるとされています。

3)男性の性機能を低下させる。

 熱いお風呂に入ると、全身の血管がすべて拡張して、血液が全身に分散します。夫婦が愛し合って一体化するためには、男性の性器が堅く勃起することが必要です。しかし、性器に血液が集中しなければ、いわゆる勃起が起こらないか、勃起をしても、最高には堅く大きくなることができません。ですから、熱いお風呂に長く入ることは、全身に血液を分散させることになり、男性の性器の勃起力を弱めることになります。

勃起不全症(ED)を治療する「バイアグラ」や「シアリス」は、男性の生殖器に血液を集中させる効能があります。しかし、熱いお風呂に入ることは、それらの勃起促進薬とは全く正反対の結果をもたらすことになります。

事実、熱いお風呂に入った後は、「バイアグラ」を飲んでも、その効果が無くなってしまうと報告されています。 熱いお湯に入浴すると、血液が全身に分散してしまうので、薬を飲んでも、性器への血液の集中効果が生じにくくなるからです。

私の解釈では、「入浴は、たくさんしないほど、福がある」という真のお父様の御言は、特に男性に該当する内容です。男性が熱いお風呂に入ることは、血液を全身に分散させて、勃起力を弱めることになるので、夫婦が愛の行為を通して最高の喜びを得るためには、障害になりやすいと言えます。これは、特に50代以上の年齢のために、勃起力が低下している壮年以上の男性に、一番該当する内容です。

韓国の有名な性教育家である具聖愛(グ・ソンエ)女史も、男性の精子の健康のためには、睾丸をできるだけ冷たくすることが必要なので、「熱いサウナに頻繁に行くことも良いことではない。」「少なくとも2日に1回程度は、冷たい水で生殖器を洗ってあげることが良い。潔と精子の健康管理のためである。」とアドバイスをしています。

しかし、男性とは反対に、女性の生殖機能を促進するためには、体(特に腰)を暖かく維持することが必要です。それゆえ、女性の入浴は、男性の入浴とは違い、健康に大変に良いと言えます。高血圧の女性は別として、健康な女性は安心して比較的にゆっくりと、お風呂に入っても、健康にプラスになるだけで、特別な害はないとされています。女性は、お風呂に入って体を暖めれば、ぐっすりと眠ることもできます。

しかし、入浴が男性の性機能に悪い影響を与えるのと同じように、更年期以後の女性が熱いお風呂に長い時間入ると、入浴直後は血液が全身に分散して、生殖器が乾燥して、愛液の分泌が一層悪くなるという現象はあるようです。

 

<参考書籍>




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