<質問*>山林浴にする質問です。山林浴が健康に良いと聞きましたが、その理由を明して下さい。山林浴の実践方法にするアドバイスもお願いします。

<答え>「山林浴」は、山林を歩くことを意味します。同じ意味を持つ言葉として、日本語では「森林浴」という用語の方が一般化していますが、韓国では「山林浴」という用語の方が一般化しています。婦人の健康を専門とする植田勝間先生は、山林浴(森林浴)に関して次のように紹介して、推奨されています。

 森林の空が新鮮でおいしいのは、豊富な酸素のためなのです。の植物は、光の作用で葉素がき、二酸化炭素を吸って酸素を放出する酸素生産工場なのです。

 また森林には、の梢をわたるふくいくとした香りが、私たちを森林へとさそっています。この香りの正体は、テルペンと呼ばれている揮性の油が主で、の葉に多く含まれています。特に針葉樹には多く、トドマツ、杉、ヒノキが、その代表です。

 樹木は、さらに私たちの体に有益な「フィトンチッド」と呼ばれる殺菌性物質を放出しています。「フィトン」は植物を意味し、「チッド」は殺すをあらわしており、細菌、カビや、害虫から身を守っているのです。森林の空がさわやかで、あたかものシャを浴びた後のすがすがしさを感じるのは、このフィトンチッド果のためです。植物や昆虫にするだけでなく、私たちの病原菌にも殺菌果があります。カシワやの葉が、カシワもちやもちを包むのに使われているのも、このためなのです。さらに漢方や抗生物質、精神安定などの医薬品としてフィトンチッドは、人間の暮しに、しっかりと根を下ろしています。

 さて、森林浴はただの空を吸えばよいというものではありません。健康づくりには三つの大切なことがあります。一つは森林の中をいて大いに汗をかくこと。二つは精神統一のため呼吸法をマスタすること。そして最後にかな場所を探し、物思いにふけること。

 森林浴は、健康づくりの三浴(水浴、日光浴、大)の一つである大浴にしています。森林には、底知れぬ魅力がいっぱい。"森林浴"へのすばらしい招待、それはあなたがもっているのですよ!

 『リーダース・プラス』の英和辞典では、フィトンチッド(phytoncide)は、「植物から得られる殺菌性物質」と説明されています。アトピー症の子供も、山林浴をすれば、フィトンチッド効果のお蔭で、病状が良くなることが知られています。ですから、アトピー症は、山林が近くにある田舎に住む子供たちには、滅多に発病しません。室内と室外の空気が汚染した都会に住む子供たちだけに多く発病するのが、アトピー症です。アトピー症の子供も、屋外で自然に山林浴ができる田舎に引っ越して住めば、症状がとても改善して健康になることが知られています。

湯浅景元先生は、「歩きながら癒される森林浴セラピーを体感してみては?」と題して、次のように述べて、山林浴を奨励しています。

 森の中をいていて、持が清々しくなったり、分がリラックスした経験があるでしょう。この森の癒しの力について、林野が中心となって調査を行いました。

 その結果、森林環境下のウォキングは都市環境下に比べて、癌細胞を見して攻する「ナチュラルキラ細胞」が活性化し、逆にストレス態に置かれているときに分泌されるホルモンが減少していることがわかりました。それには、森林特の芳香成分「フィトンチッド」が係していると考えられます。自然のに抱かれてのアロマテラピには、やはり偉大な力がされているようです。

 私も、以前は清心神学大学院の室内ジム(体力鍛練室)のランニングマシンの上で速歩をしていました。しかし、私たちの清心神学大学院の住所は、漢字では「加平郡、雪岳面、松山里」と書くように、すぐ裏には素晴らしい松林の山林があります。ある時、松林の山林を歩いて、山林浴を体験してからは、その素晴らしさに魅せられてしまいました。いわば良い意味で「山林浴中毒」になりました。ですから、最近は、晴れている日だけでなく、雨の日でも大きな傘をさして、殆んど毎日40分から50分間、瞑想にふけりつつ、松林の裏山を歩いて山林浴をしています。

室内の空気よりも、山の松林の空気の方が酸素が多いので、はるかに新鮮で爽やかです。裏山の松林には、適当な傾斜があるので、休まずに30分歩けば汗ビッショリになります。私のように緩やかな傾斜が好きな人は、松林のスロープを直進的に登るのではなく、ジグザグコースで登れば、歩く距離は長くなりますが、比較的に楽に歩いて登れます。また、山に住むいろいろな小鳥の美しい鳴き声を鑑賞しながら歩くこともできます。

私は、広葉樹の山林よりも、針葉樹の山林を歩く方がずっと好きです。そして、皆様にも、特に、晩秋や冬には、できれば針葉樹の山林を歩くことをお勧めしています。広葉樹の山林は、秋や冬には、枯れ葉がとても多くなるので、坂道の多い山道では、乾燥していても、雨で濡れていても、とてもすべりやすいです。

それに比べて、松林などの針葉樹の山林は、一年中、滑りやすいことがなく、とても歩きやすいです。真冬でも、酸素を生産する緑の葉があるので、針葉樹の山林は、一年中酸素が豊富です。そして、地上に落ちた細い松葉は、雨の水はけを促進するとともに、とても良いクッションになります。ですから、膝の悪い人でも、松林の細い松葉の上を歩くことは、じゅうたんの上を歩いているようで、とても歩きやすいです。

坂のある山道を歩くときは、ブレーキの役割をするスキーのスティックのような(丈夫な木の枝など)を、片手あるいは、両手に持って歩くと、上半身の運動になると同時に、転ばないで、より安全に歩くことができます。そして、寒い季節には防寒用の手袋が必要ですが、暖かい季節にも、山林を歩くときには、軍手か自動車運転用の手袋のような作業用の手袋を付けて歩くと、木の幹や枝を容易につかんで登ることもできるのでとても便利です。また、30分以上、山道を歩くときには、寒いときでも汗が出ますから、500mlボトルの水を携帯して歩くことをお勧めします。

私は、足の筋肉を強化すると同時に、短い時間でもカロリーの消費量を増加するために、両足首にベルト式の約1kgのアンクルウエイトを巻いて毎日山林を30分以上歩いています。お蔭様で、足に筋力が付いたので、学校の廊下を歩く時には、同僚教授たちが驚くほど大股で走るように早く歩くようになりました。年令が60代になっても、筋肉を熱心に使って運動をすれば、筋肉が驚くほど付くことを実感して、自分でも感動しています。

山林浴の運動をする時間については、食事の直後を避けて、食事の前の時間が一番望ましいと思います。私は、最近は昼食前の午前11時頃から運動するか、夕食前の午後5時頃から運動するようにしています。山を歩いて登り降りをすることは、腸の運動を助けて、便秘を解決するためにも、助けになります。しかし、食事の直後に運動すると、トイレが山には無いので、不便を感じることがあるかも知れません。

学校の直ぐ後の美しい山林を散策する度毎に、私たち人間のために、酸素を生産する樹木をたくさん創造してくださった神様の愛に、心から感謝する心情が湧いてきます。そして、それだけでなく、このように清平湖畔の美しい山林を、私たちのために1970年代から購入して準備して下さった真の父母様の愛に、心から感謝する心情が溢れてきます。

そのように山林浴をすれば、私たちのために万物を創造して下さった神様の愛の香りを、胸一杯に吸い込むことができます。そして、感謝の心情に満たされて「神様!真の父母様! 感謝です。感謝です。」と心の中でささやきながら歩けば、霊的・精神的にも一層健康になります。日常生活で、不平不満の思いや怨みや不安を抱いている時間が、長ければ長いほど、必ず癌などの病気になります。反対に、神様の愛を実感して、「感謝です。感謝です。」と思い続ける時間が、長ければ長いほど、健康になります。

春には、美しい野生の花が群生している渓谷もあり、春風に群舞する姿に、うっとりと見惚れて感動したこともあります。花が咲く季節になれば、いろいろな美しい蝶々がオスメスのペアで愛の追いかけっこをしながら飛び回っている姿を観賞することもできます。

天地人真の父母様も、次のように、後天時代において、山を愛することを健康の三大条件の一番目に挙げられています。そして、「山を愛することが、健康にはとても良い」と話して下さっています。

 人は運動しなければなりません。第一は、山を愛さなければなりません。登山をしなさい。第二は、泳がなければなりません。第三は、農地に出て血と汗を流してくのです。そのようにすれば健康になります。

 神の代わりに山を愛し、神の代わりに水を愛し、神の代わりに万物を愛すれば、万事亨通(ばんじこうつう:万事が都合良く運ぶこと)です。そのようにすれば健康だというのです。健康の三大件です。それで、「山水苑」です。山が好きでなければなりません。私も山が好きなので、「山水苑」と言ったのです。(2004年5月13日)

 先に紹介したように、絶対(唯一・不変・永遠)祝福夫婦となって、夫婦が一心一体となれば、自然に神様の愛を、相対者を通して深く実感することができます。そして、神様に対する感謝の心情が常に溢れてきます。その結果、健康が一層増進します。しかし、神様の愛は、山を夫婦で歩いて、私たちのために創造してくださった美しい万物を観賞することを通しても、深く感じることができます。そして、精神的にも、肉体的にも、健康が一層増進します。山林浴は、真の父母様が推奨されている健康法の一つです。

躁鬱病や心臓神経症や心配症などは、日常生活で神様の愛を実感することができないで、感謝の心情を持つことができない時に、起りやすくなります。ですから、山林を散策して、美しい万物、美しい樹木や草花や蝶や小鳥のさえずる声に感動して、神様に感謝する時間を多く持つことは、精神的健康の為にも、とても大切です。

そのように山林浴は、肉体的な健康だけでなく、精神的な健康にも、とても役に立つ大変に良い運動です。ですから、真の父母様は、韓国の平和大使たちや、「統・班」を含む地域の指導者たちを、主な対象として、「山水苑」と命名されたNGOを全国に設立されて、親睦と健康維持・増進のために、定期的に登山・山林浴をすることを推進されています。

活動から見るとき、「山水苑」は、登山や釣りを中心とした「趣味NGO」と見ることもできます。しかし、「正午定着・絶対『性』・健康法」を社会的に推進する「健康推進NGO」として見ることもできます。韓国の「山水苑」は、地域ごとに自主的に活動していますが、その名前のように一番共通的な活動は、登山・山林浴であるようです。

清平の清心神学大学院に来られる機会と時間的な余裕があれば、是非、清心神学大学院の裏山の松林を散策されて、神様の愛と真の父母様の愛の香りを胸一杯に吸い込んで、素晴らしい山林浴をされることを、皆様に心からお勧めしたいと思います。そして、自分の家庭に帰り、定期的に仲良く夫婦家族一緒に登山・山林浴・ハイキングをするグループの輪を、家族から氏族へ、隣近所から地域のコミュニティへと広げていけば、健康で幸福な天一国生活圈が定着するようになることを確信しています。

 

<参考書籍>
  




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