<質問>「報告(祈祷)の姿勢」に関する質問です。「侍義の生活」の内容の一つとして、「神様に対する報告(祈祷)」がありますと、『統一倫理学講座・第2巻』の中で、紹介されていました。ところで、2004年から「後天開闢時代」に入り、真の父母様の指示で、祝福を受けた夫婦が神様に代表報告(祈祷)する姿勢が、変わったということですが、どのように変わったのか説明して下さい。

 

<答え>真の父母様は、韓国九里市の旧水沢里の中央修錬院で開催された、2004年10月3日の「天宙統一国開天日」の記念行事の中で、名節時などに神様に公式的に代表報告(祈祷)する時には、これからは、一人でするのではなく、次のような姿勢で夫婦で代表報告(祈祷)をするようにと、指示されました。

 

 1)今までのように、代表者が一人でするのではなく、夫婦で代表報告(祈祷)をする。

 2)今までのように、祭壇に向かって祭壇に直面するように、あるいは、参席者に面して、あるいは、真の父母様に面して、立つのではなく、夫婦がお互いに向かい合って立つ。

 3)両手の指先を軽く曲げて、お互いに左右の手を前に出し、お互いに自分の右手の甲を上にして、相手の左手の手のひらの上に置き、お互いの両手の指先を組合わせて、左右の手を軽く指先で握り合って、報告(祈祷)する。

 

真の父母様は、2003年の「天地父母様天一国開門祝福聖婚式」においても、その後の名節時や祝福式に神様に報告祈祷を捧げられる時にも、そのような姿勢で報告をされています。2005年と2006年の真の父母様、そして真のお母様と子女様による世界巡回講演においても、祝福式の時には、そのように向い合って両手をつないだ姿勢で祝祷報告をされました。今回の世界巡回で祝福を受けた新郎新婦たちも、そのような姿勢で祝祷を受けています。

郭錠煥(クァク・チョンファン)会長ご夫妻や文亨進(厶ン・ヒョンジン)総会長ご夫妻が、名節時や訓読会や祝福式において、真の父母様がご臨席されている場所でも、全体の前で公的に神様に代表報告(祈祷)される時には、今はそのような姿勢でされています。現在は代表報告(祈祷)をする場合だけでなく、清平の先祖祝福結婚式を含めて、祝福結婚式において祝祷を受ける場合においても、夫婦が共にその場に参加していれば、そのように夫婦が向き合って手をつないで、祝祷を受けることになっています。

また、子供たちと一緒に、夫婦が家族で公的に報告(祈祷)する時は、男の子は父親の後に、女の子は母親の後に立って参加することになっているようです。2006年の「真の神の日」には、郭錠煥会長ご夫妻は、全体の代表家族として、そのように家族を配置されて、神様に報告をされています。

私の解釈では、この姿勢の変化は、「先天時代」と「後天時代」における、神様の存在様相の変化に関連しています。堕落世界の時代であった「先天時代」、特に2001年に挙行された「神様王権即位式」以前の時代には、神様は堕落世界に対して、「超越的存在」の神様でした。悪霊や雑霊の住む家となりやすかった、この地上の私たちの肉身に、神様が臨在して下さることは、瞬間的には不可能ではありませんでしたが、常にはできませんでした。

しかし、2001年の「神様王権即位式」の後、2002年の「天地父母統一安着生活圈宣布式」と、2003年の「天地父母様天一国開門祝福聖婚式」「天宙天地真の父母様平和統一祝福家庭王即位式」を経て、2004年5月5日からは、「後天時代」が始まりました。この「後天時代」においては、神様は、地上に降臨されて、「内在的存在」として、天地人真の父母様を中心とした私たち祝福家庭と共に、地上に常に臨在して下さることが可能になりました。

具体的には、「後天時代」においては、天地人真の父母様が、神様の神殿の実体となられて、神様が真の父母様と共に、地上に常に臨在される時代となりました。しかし、摂理的に一方的に「釈放圈」の恩恵を授かることができる時代を迎えて、私たち祝福夫婦も、勝利された真の父母様の代身者として、創造本然の立場を復帰して、神様の分神殿となり、神様が常に共に臨在して下さることができるようになりました。

新約聖書のヨハネの黙示録21章3節には、「見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、人の目から涙を全くぬぐいとって下さる」という、神人一体となった「新しい天と新しい地」の到来の預言があります。「後天時代」は、そのような神様と人間が共に地上に住む「新天新地」の到来の時代・神文明時代であり、聖書の黙示録の預言が成就される時代であると言うことができます。

そのように、過去の「先天時代」には、私たち祝福家庭の外部に存在されていた神様が、新しい「後天時代」には、私たち祝福家庭の内部に、私たちと共に、この地上に臨在して下さることが可能な時代になりました。あるいは、「縦的な真の父母様」であられる神様の完全な実体的代身者となられて、「横的な真の父母様」とも呼ばれている天地人真の父母様を、私たち祝福を受けた夫婦が完全に代身することが許される時代が到来したと言うこともできます。

神様に報告(祈祷)する時に、過去においては、神様は基本的に夫婦の外部に存在されていたので、真の父母様のお写真のある祭壇などの夫婦の外部に向かう姿勢で報告を捧げました。しかし、新しい「後天時代」においては、私たち祝福を受けた夫婦と共に臨在される神様に報告するという意味で、夫婦の内部に向かう姿勢で報告をするようになったと、言うことができます。「後天時代」である現在では、真の父母様がその場に御臨席されていらっしゃる場合でも、代表報告(祈祷)をする時には、真の父母様に向かってするのではなく、夫婦がお互いに手を取り合って、向い合ってするようになっています。

そのように「後天時代」は、私たち祝福夫婦が、神様の完全な実体・神殿となり、神様の完全な有形実体となられた真の父母様の完全な代身者となり、家庭において神様と共に生活する時代です。そのような摂理的な発展に呼応して、祝福を受けた夫婦が神様に報告(祈祷)する姿勢も変化したと、言うことができます。

夫婦で一緒に祈る場合の祈祷(報告)の姿勢は、過去の「先天時代」には、夫婦が共に祭壇に向かって祈りを捧げていました。しかし、私たち夫婦も、そのように新しくお互いに向い合った姿勢で神様に代表報告(祈祷)をするようになってからは、天上や外部ではなく、私たち夫婦の肉身と共に、地上に臨在される神様であることを、より強く自覚するようになりました。そして、お互いの顔を見ながら、神様に報告を捧げる時に、相手の顔が神様の顔のように感じられる時もあります。その結果、お互いを神様の実体の分身として、より一層大切に接するようになったようにも感じています。

報告(祈祷)の姿勢の変化に関連していますので、この部分で追加して紹介しますが、安侍日における真の父母様の敬礼式の仕方についても、変化があります。2006年8月23日の天正宮における安侍日の敬礼式から、真の父母様は、安侍日には祭壇に向かって神様に敬礼を捧げることを省略されるようになりました。

その理由は、過去のように神様は天地人真の父母様の外部に存在されるのではなく、天正宮への入宮後の後天時代においては、天地人真の父母様の内部に常に臨在されるようになったからです。天地人真の父母様が、神様の完全な有形実体になられたと言うこともできます。ですから、安侍日には、神様の有形実体として、真の子女様方と食口たちから敬礼を受けられるだけで、自ら神様に敬礼を捧げられることは、なされなくなりました。

真の父母様の歩まれる道は、私たちが歩むべき道でもあります。天地人真の父母様と同様に、私たちも三代の祝福結婚を完成して、神様の完全な実体・天地人真の父母様の完全な代身者になることができる時代が到来すれば、真の父母様と同じ様に安侍日には、外部に存在する祭壇に向かって敬礼を捧げる必要がなくなるかもしれません。代表者が過去のように外部の祭壇や実体の真の父母様に向かって、一人で報告(祈祷)をするのではなく、祝福を受けた夫婦として、お互いに向い合って手を握りあって、代表報告する姿勢は、既に神様が祝福夫婦の内部に象徴的にではあっても、内在されるようになったことを示唆しています。




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